しかし日本の皇室が一目置かれるのはこれだけが要因ではありません。
皇室は世界で唯一「万世一系」として男系を守り、初代神武天皇から続く血統を守り続けてきた。そういった背景が世界から称えられる要因なのです。
しかしその天皇家がこれからも続いていくか?
いま、先が見えない状況になってきています。
・実質、たった一人しか居ない男系の継承候補
・女系天皇を容認する活動を進める共産党の政治家
・「天皇制は税金の無駄遣い、いらないのでは?」という若者…
世界で一番長く続いてきた皇室、1000年先も無事に続いているでしょうか?
伊勢雅臣先生はこう言います。
「この難局を乗り切る方法は先祖が教えてくれます。なぜなら126代続いてきた皇位は、毎回順調に継承されてきたわけではありません。初代天皇、神武天皇が即位されてから約2600年の歴史の中で、もちろん皇位継承危機もあったのです。
困難に直面するたびに、先祖たちは知恵をしぼり、実に3回の危機を乗り越えてきました。この時の方法を知れば、今回の危機も乗り越えることができます。」
と言います。
これまで、日本は、そして皇室は継承問題をどのように乗り越えてきたのか?
約2600年。苦難を乗り越えながら歩み続けてきた皇室の歴史を、伊勢氏とともに紐解いていきましょう。