この講座を担当する伊勢雅臣は、 東京工業大学 社会工学科を卒業。
日系大手メーカー就職後、当時はまだ整備途上だった社員留学制度で
アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校に留学します。
現地に着いて早々、1つ気づいたことがあります。
それは「アメリカの老人層と青年層が “あたかも別の国民のように” 違う」ということ。
その背景を探ってみると、
ドル体制が揺らいだニクソン・ショック、さらにベトナム戦争での敗北で、
一種の自虐史観がアメリカを支配していたことが理由でした。
しかし、その後レーガン大統領の元で、
アメリカ人が誇りを取り戻す様子を目の当たりにした伊勢。
この経験から国家の“根っこ”の大切さに気づき、
帰国後の1997年から20年以上にわたり、
毎週1回、日本の文化伝統について原稿用紙約15枚分の執筆活動を続けています。
勤務する大手メーカーでは生産技術部長、事業本部長、常務執行役員。
さらには、アメリカ・イタリアで現地法人社長をを務めるなど多忙を極める中...
発行したメールマガジンは1,230通以上。
ビジネスの現場でも、日本の先人たちの功績を知っていたからこそ、
外国人と堂々と渡り合うことができたと言います。