明石生まれ、明石育ち。弁護士・社会福祉士・手話検定2級・柔道三段。元衆議院議員・東京大学教育学部卒。2011年〜2023年明石市長。明石市長として3期12年の間、子ども施策、高齢者・障害者福祉に力を入れて取り組み、10年連続人口増加、出生率増加、税収32億円増加、市民満足度91.2%などの好循環を実現。子ども施策「5つの無料化」など、全国初の施策は100個以上。「誰一人取り残さない」「人にやさしい施策」に尽力。

少子化傾向にある日本で、10年連続人口増や中核都市での人口増加率1位など、数多くの偉業を成し遂げてきた前明石市長の泉房穂氏。
しかし、これらの偉業を成し遂げる前は、「どうせできっこない」「非常識すぎる」など、議会や役所、メディアから袋叩きに遭っていた。
こうした逆境を跳ね除け、全国初の施策をいくつも達成してきたのには、メディアが言わないある“秘策”があった。

「生きるってこういうこと、生かすってこういうことなんだ！」と、眠れる獅子を叩き起こす、熱量に溢れた素晴らしい講義でした。

どこを切り取っても分かりやすく、実践に基づいた説得力ある提案に満ち溢れていて、子供から大人、高齢者まで、みんなで共有したい内容でした。

特に「人ごとではなく、自分ごとにする」。この、多くの人が忘れかけている日本人特有の共感力を、一人一人が思い出し、個々の特性を活かして発揮できれば、取り巻く世界を変えられると確信しました。

ゼロイチを生み出す個性はなくても、出来ることはある。

自分を変革するヒントもいただける素晴らしい講義です。

泉房穂先生の話は、先生の実践された具体的事例に即して話されるため、とてもよく理解できました。

夢は具体的でなければ実現は難しい。社会（組織）変革も具体的最終イメージを確定し、後はスケジュールからの逆算でいつまでに何をなすべきか、前例を打破して、なすべきことを実行する。人に対する愛情と決断実行のヒントをいただけたように思います。

泉房穂氏は、このように語ります。

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今の日本人には「発想の転換」が必要です。

周りを見れば、政治に限ったことではなく、できない理由が山積みな中で、

どうしたらできるのかを考えること、それが大事なことだと思ってます。

そして同時に、私が政治家として活動する中で、強く意識していたことは、

「必ず結果を出す」という信念。

達成できなかった、実現できなかったけれど、「頑張った」は、

なんの意味もありません。だからこそ、必ず結果を出す。

結果を出すまで諦めない。

その過程で、何かを達成するときに必要なものは、案外簡単なこと。

道筋を描くことと準備をすること。

達成できないということは、このどちらかが足りてないだけ。

過去と他人は変えられませんが、自分と未来は変えられる。　

自分を変えられるのは、自分だけ。

今、1人でも多くの人が、できない言い訳をする人生をやめて、

結果を出していくことを願っています。

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